楽々運転

 便利すぎる。毎日携帯でアンテナをチェック、携帯で更新。毎日通算一時間半は乗る電車の中で、読む本がなくなる心配をしなくて済むんだ。花村萬月の文庫を一生懸命読んで、こいつ少しでも出し惜しむと、途端にクソつまんなくなるんだな。つまり作品の大半がつまんねぇ、もしくは素晴らしい部分とつまんねえ部分の見事なマーブルケーキ。という気持ちを心に押し隠し感嘆する日々より、いやこれもたまにはいいけれど、読むより書くほうが私にとってはやっぱりエキサイティングだ。