現場

 先月から大きなひびが入っていたスワールサンライズ(皿)が昨夜割れてしまった。この皿はひびが入ってからはパン皿として使っていた。洗うときもほかの食器と重ねたり伏せておいたりはしないように気をつけていたの。シンクの中に置いていて、別の皿(ホーロー製の軽いお皿)を洗っているときに手が滑って上に落としてしまったのだった。パーン!って銅鑼の様な音をたてて、割れてしまっていた。pno愛用のアクリルたわしが千切れてきていて使いにくかったせいだ……。そのときは夜11時くらいで、ちゃんと夕食食べなかったからおなかが空いて、夜食でも作ろうと洗いものをはじめたとこ。割れてしまったショックで現場は放棄。おなかがぎゅうぎゅう空いたまま離脱して、猫に餌をあげてから寝室を閉ざして布団の中に閉じこもった。そのうちおなかの空きも和らいできたのでそのまま眠った。
 今朝、そうっと現場を覗いてみたらまだあった。気を取り直して、皿の修復について検索。割れた陶器を直すための金継ぎっていう技法があるんだけど、こっちのページによると、素人でもやることはやれるらしい。釣具を直すための「ふぐ印新うるし」という合成漆でくっつけて、乾いたら継ぎ目をきれいにして金粉を塗るという作業のようだ。やってみるよ。