再出発

首都へ向う新幹線に乗った。新幹線に乗るのも二年ぶりのpnoには広い車内が宇宙旅行用の宇宙船の中みたいに見える。ひとり旅して走る新幹線の指定の座席に只座っていると、小説って旅をしなければ書けないんじゃないかなあって思えた。自分がどこかにもうたどり着いたなんて、いつまでだって思い込んじゃいけない。