バードウオッチング

 今月は出費がかさなるので洋服なんて買えないと思っていたが、仕事帰りに蒲田駅ユニクロへ。今朝少し電気毛布の温度を強めたら、体や背中がぽーっと温まっていて、目覚ましですぐに起床して比較的上機嫌でお弁当や朝食をつくったり出勤の準備ができたから。今朝のやる気と比べたら、これまでのは寒くて動けない自分を精神力でむりやり動かしていたという感じだ。やはり体が温まっていることは超大事だと思った。だから今日からはいつものパジャマの下に重ね着しようって思って、薄いフリースのスモック風カットソーを買ったんだ。五百円。単純に冬はフリースのパジャマを着ればいいはずなんだけれど、うちには猫がいるから、抜け毛をどんどん吸い込んでしまう起毛地やフリースものではどこにもねまりたくないの。暖かいかな。早く着てみたいな。(例によって今は帰宅の地下鉄の中)
 最近、自分の体にものすごく関心が高まっている。どうやれば普段毎日ごく普通のコンディションでい続けられるか。胃が弱っているとき夜と朝ガスターを飲めばどんなに助かるか。人は良かれ悪かれ体の調子に振り回され、ひとたび悪くなれば落ち込んだり回復しようと苦心したりとそれに心を砕く。あたしは何事も起きない平穏な体でいたいんだ。何事もおきない平穏な環境の中にいつでも居たい。いまある世界に何かを見つけ、心に嵐を起こし、それに向かって走り出し、見つけて世界を変えるのはいつも私。私の認識する世界は誰にも勝手に変えられたくない。したいことがあるのは私自身なんだから、身辺の変化に憂いたり振り回されたりなんかは一秒だってしたくない。だがこれは、変化をただ敵視し拒否する一辺倒ではなく変化した環境に意味があるなら見つけ、与え、自分の環境の認識をそのたび更新できるのかという課題でもある。