ミサイルマンのせいでプチ断食道場ひらく

 金曜の夜に読んだ「ミサイルマン」っていう短編集の中にある、断食やらデトックスやらしていい血液にするって話にピーンとキちゃったらしく、いきなり「明日土曜日は断食」ということになった我が家。朝ごはんは隠れて白飯と梅干とわかめスープ食べてリンゴを一切れ食べたけど、テルちゃんの方は角切りフルーツとヨーグルトで、それ以降は水を飲みつつ断食中。たまにはいいかと思って参加しているが、お腹すいたよ。早く明日になれ。
 ミサイルマン平山夢明の短編集で、凄く面白かった。うちには平山夢明の本がかなり有るんだけど、読み始めたときは、この人ってくだらない小説しかかけないのかと思ってたけど違うじゃないか!と感動し、読んだ直後は、もう全部面白い、久しぶりにこんなに面白い小説読んだ。平山夢明のこの本に比べたら乙一はヒヨッコだし夢野久作は過去の遺物だしクライヴ・バーカーは欧米だ!私にこの先書きたい小説があるとしても、この本を読んだ今となってはそれは取るに足らないどうでもいいことかもしれない。という気持ちが生まれるくらいに感動で満たされた。もう治まったけど。あぶなく筆を折るとこだった!

ミサイルマン―平山夢明短編集

ミサイルマン―平山夢明短編集

↓最後の「丘に、町が」がいいよ!
ミッドナイト・ミートトレイン (集英社文庫)

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↓何気にたまに読みたくなります。上の「丘に、町が」に似たものも出てきます。
阿修羅ガール (新潮文庫)

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